2024.12.11ブログ

ポピンズナーサリースクール二子玉川では
毎月リトミックプログラムを実施しております。

お子様の成長の様子と合わせて
その内容についてご紹介いたします。

 
こちらは、風をイメージする音に合わせて
体を動かす表現活動のようすです。

リトミックの内容は
日常生活の中での発見や興味と
内容を紐づけることで、
より良い発見・経験の積み重ねとなるように
工夫しております。
 

お友だちと手をつないで
歩くことが好きなお子様たち。
「さんぽ」に合わせて歩いてみました♪

ピアノの音や、歌に合わせて
思いのままに体の表現をしてみたり、
楽器を鳴らしてみたりしました。

中には楽器を鳴らすのではなく、
様々な角度から触ってみているお子様もおります。

その際には探求する行為を止めるのではなく、
自分なりに何かを見つけて、
楽しみを増やしていけるような
自由な時間を作りました。
 

梅雨の時期には、
雨の音を感じるピアノ演奏に合わせて
体を動かします☔

長調の音から、短調に変わった際に
お子様達に「今、雨どうなったかな?」と
問いかけると…

「大きくなった」、
「あめふってるー」と
自分の中で感じた音の印象を掘り下げ、
それぞれの発言が違っており
面白さがあります。

↑秋風を感じて、
オーガンジーを勢いよく振るお子様が増えました。

秋ごろにはピアノのリズムを感じて表現したり、
楽器を鳴らすお子様が増え、
「今、みんなの音が一緒になってて気持ちよかったね」と
声を掛けると、何かを感じながら、
保育者やお友だちと目を合わせて
ニコッと笑い合っておりました。

お子様たちの中で、
音やリズムを自分なりに楽しむゆとりを持ち
活動を進めることで、
自主的に楽しみを再現してみようと
何度も遊ぶ様子が見られます。

そうして自然とリズム感や、
音を楽しむ感受性が育っていきます。

11月のある日、
慣れ親しんだタンバリンの持ち方を変えてみることで
音が違う事に気付いた一人のお子様がいました。

その様子をみたお友だちが真似をし、
絨毯に座って楽器を鳴らし始めました。

様子を見守っていると
その日は床にタンバリンを置いて、
手でたたいて鳴らすことが
楽しかったようでした。

またしばらくして自由遊びをしていた時に、
ミルク缶を使った型ハメ玩具を
ひっくり返して持っており、
スプーンを中に入れようと持ち帰る際に裏面を叩いてしまいました。

何かに気付いたようで、
座っていた場所にミルク缶を置いて
太鼓のようにたたき始めました。

すると自然とお友だちが集まり、
隣に並べてたたくことを2人で楽しんでおりました。
探求する中でもお子様同士が
遊びを共有する楽しさを感じていることが分かります。

リトミックの中だけではなく、
保育の中にも音を探求するきっかけがあり、
例えば「缶をたたくことはいけない」と止めるのではなく、

叩いて遊ぶ場所と、
他のおもちゃの場所に
距離をとれるような環境づくりを行い、
安全に探求活動を続けられるようにしております。
 

リトミックで気づいたことを
自由遊びの中で掘り下げて、
またリトミックの中で掘り下げて・・・

一人ひとりが自分なりに
音を楽しむためのきっかけを提供し、
小さな発見を積み重ね、
1年という時間の中で
大きく成長してもらえたら嬉しく思います。

 

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