
こんにちは、
ポピンズナーサリースクール千駄木です。
今回は、お子様の興味・関心を広げる
「とうきょうすくわくプログラム」での
探究活動のご紹介をいたします!
スノードロップ(0歳児)クラスでは、
「絵本の世界から始まる色への探求」を
今年度のテーマとして取り組んできました。
≪テーマを決めた背景≫
0歳児として初めて出会う絵本。
毎日園で過ごす中で沢山の絵本に触れる機会も多く、
例年以上に絵本が大好きな印象のあるスノードロップクラス。
お子様の絵本に対する興味の第一歩を見守り、
色の鮮やかな絵本や色彩が抜けた絵本を見た時の反応の違い、
探求の移り変わりを模索したいと思い、設定しました。
【9月】絵本を通して広がる色への興味
お子様達が1番先に気になった色・反応の良い色が
「赤」だったので
「だるまさん」シリーズの絵本を利用して、
色がない所からあるものへ変わる過程での
興味を示す様子を見ていきました。
色があるものへ変わる時には
お子様たちの目の前で
「だるまさん」にクレヨンで色を塗っていきました。
目の前で起こる変化に
お子様一人ひとりが興味を示してくれましたよ。
【10月】歌に合わせて色に触れあう
「どんな色が好き」の歌に合わせて、
色とものの関係に触れる機会を設けました。
赤は消防車、緑はカエルなど
色やイラストを使って
視覚的に楽しむことができました。
お子様達が1歳を迎えたあたりから
絵柄・色・手遊びへの興味が深まり、
視覚的に見分けることや色の違いにも
反応するようになっていましたよ。
【11月】オーガンジースカーフ遊び
今回の活動では、オーガンジースカーフを使って
視覚的に色が変化した際の景色の変化や
感触遊びを楽しめるようにしていきました。
最初は戸惑っている姿も見られていましたが、
保育者がかぶってみせると
スカーフを取ってみたり自分で被ってみたりと
お子様一人ひとりが
のびのびと遊びを楽しんでくれていました。
しばらくするとお子様同士で見合ったり、
交換したりする姿がとても微笑ましかったです。
月齢に合わせて成長の変化が
大きく見られる0歳児クラス。
お子様達が色を知るきっかけは何だろうと疑問に思い、
今回の活動を進めていきました。
その中で感じたのは
絵本・乗り物・カラーボール・制作遊びなど、
日々の生活の中で身近にあるものから
色への興味が広がり、
探求に繋がっていくということです。
なので今後も表情や仕草、喃語を使っての
「楽しい気持ち」
「面白い気持ち」
「もっとやってみたい気持ち」
など様々な気持ちを汲み取りながら、
お子様自身の”探求心”を育んでいけるように
お手伝いしていきたいと思います