2023.02.03ブログ
「せんせい~見てみて!」と
大きな声で呼んでくれた
2歳児クラスのお子さまの方に目を向けると、
”はたらくくるまずかん”の絵本表紙の上に
同じ種類の車を置いているのを見せてくれました。
「自分でできたの?素敵ですね」と伝えると
「こことここがまだ無いの」と
車の置いていない場所を指差ししながら教えてくれました。
お部屋を見回すと、
他のお友だちが使っているのがわかりました。
使い終わるのを2人で待つことにしました。
少し経つと、パトカーを持ったお友だちが
「これどーぞ」と
遊んでいたパトカーを図鑑に置いてくれました。
今度は別のお友だちが
「これどーぞ」と
バスを持ってきてくれました。
はたらく車はどんどん集まり、
表紙を埋め尽くしました。
お子様たちは、
聞いていないようで聞いているもので、
私たち保育者が驚くほどお友達の心に寄り添ってもらえたり、
足場架けになってもらう時もあります。
今回のお話しは何気ない一コマですが
学びがたくさんありました。
心に寄り添い、寛容、聡明で愛情深い心を育てる
エデュケアを行っていきます。