今月の2歳児クラスの食育活動の様子を紹介します。
7種類の野菜と果物を、
水をたくさん入れた水槽の中に一つずつ入れ
浮き沈みを確かめる実験を行いました。
2歳児クラスのお子さまたちは、
水の入った水槽を見て
何がはじまるのだろう?と目を輝かせ
栄養士の言葉に耳を傾けます。
はじめに
水槽に「うく」「うかない」という
ひらがなの書かれたプレートを貼り
一つ目の野菜を入れ、
水槽の中で起こる現象を目で見て、
言葉の意味を知る導入を行いました。
「このお野菜は『うく』かなぁ。『うかない』かなぁ。」
栄養士の問いかけに、お子さまたちは
「うく!」
「うかない!」と
大きな声で答えてくれます。
「どうしてかな?」と問いかけると
「大きいもん!」と答えたお子さまも。
まるで仮説をたてる研究者のようです。
7種類の野菜で実験が終わったあと
「もう一回!」とアンコールの声。
もう一度みたい!やってみたい!
という気持ちがあふれます。
一度目と同じ順番で実験を行いました。
するとどうでしょう。
お子さまたちは、1回目に見た現象を記憶していて
完璧に答えていました!
幼児クラスや小学校低学年でも行うことがあるこの実験ですが、
2歳児クラスが行うことで、
野菜の名前を知るだけでなく
「うく」「うかない」という言葉の意味を学び、
本物を見て仮説を立てて考えることができました。
また、椅子にしっかり座り
お話を聞く時間、話す時間の過ごし方も
活動を重ねることで身につけていくお子さまたち。
とても素晴らしい時間になりました。
このエデュケアが未来へとつながる点のひとつとなったこと。
わたしたちは本物を知る・感じるエデュケアをこれからも行ってまいります。
子どものころ、川原でキャンプをしたときに
冷やしていたスイカが浮かんでいたことを思い出しました。