2023.08.22ブログ
今月は森をテーマに
ポピンズアートを行いました。
みなさまは「エゾオオカミ」をご存じですか。
乱獲によって絶滅してしまい、
もう日本には野生のオオカミはいないそうです。
まずは野生のオオカミが森にいたときの様子を
絵本で導入しました。
オオカミが居ることで保たれる
食物連鎖…守られる森…
とても深く考えさせられる絵本の内容でした。
絵本でオオカミのことを学んだお子さまたちは
「もり」にいる「エゾオオカミ」に
想いを馳せる時間を持つ事ができました。
美術講師が事前に作ってくれた、
白い画用紙に貼り付いた木の部分に
クレヨンやマーカーで
自分の「もり」を表現しました。
つぎは講師がオオカミ型にカットしてくれた
フィルムを重ね、
黒い絵の具とローラーで塗っていきました。
まるで「版画」のようです。
するとどうでしょう。
「もり」に「エゾオオカミ」のシルエットが
浮かび上がりました。
「オオカミ」から
日本の歴史や風土、生きること…
たくさんのことを学びました。
また、「知る」ことで生まれた感情を
アートで表現することができました。
これからもアートを通して
「ちきゅう」のためにできることを
お子さまと一緒に考えていく
エデュケアを行って参ります。